イノベーションその1 | デジタルエージェンシー: Media Creative Lab
2015年6月21日 mediacreativelab

イノベーションその1

2011年1月9日のブログ「メディア・コンテンツのイノベーション思考」の転記になりますがこの頃は主に音楽やメーカーの海外への展開やローカルでの活動について考えていたのだと思います。
日本の技術やブランドを代表するソニーがどのような発展をしていったのかが今でもいいヒントになりますね。

久々のブログの更新ですがイノベーションについて何回かに分けて触れたいと思います。
ソニーの森田昭夫元会社の言及ですが「新しい発明発見も大切ですが、既存の技術を使って全く新しい製品を考え出す知恵があれば、一つのインダストリーとして立派に成長するのだということをウォークマンは実証したのです。」、イノベーションを技術革新であると思われているかもしれませんが決して新しい技術を作ることがイノベーションではないのです。
アップルによるiPhoneやiPadが最近のイノベーションの代表とされていますがイノベーションは新しい生活スタイルの提案こそ真髄であります。iPhoneもデバイスの7割は日本製の部品でできてます。それを商品としてパッケージ化しまったく新しい発想の商品として消費者に提供する。ソニーのウォークマンについて森田氏が言及されたことも同様だと思います。

いま、「イノベーション思考法」という黒川清氏の本を読みながらブログを書いていますがこの中でも「既存の技術から時代に受け入れられる新しいもの、新しい組み合わせを生み出していくのもまたイノベーションです。」とも言及しています。

生活スタイルを日本国内だけでなくグローバルに考える必要があります。
世界のさまざまな顧客の志向に注意を向けて丹念にニーズを拾い、新しい発想の商品を提供していくことがグローバルに生き残るのに不可欠ではないでしょうか。商品を大量生産し、グローバルに展開するマーケティング手法はもはや受け入れられないことはアジア市場各国での展開でも実証されていると思われます。サムスンのブランドマーケティングに力を入れ各国によってニーズにあった商品を提供しているのは周知の事実です。

日本の失われた20年の間、大量生産や効率によりデザインや仕様の一元化が目立ち、機能を重視した商品が短期スパンで入れ替わり店頭に並ぶというメーカー発想のマーケティングが行われてきましたが韓国をはじめ、海外ではユーザーニーズを徹底的に分析したイノベーションによる製品をグローバルに展開して市場を占有し始めています。国内市場を優先し、世界何位の市場があるという内向き視点からグローバルで受け入れられる商品は日本国内でも受け入れられると言う世界を見据えた発想に切り替えなければこの日本の停滞感は払拭できない状況まできているのではないでしょうか。

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